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December 01, 2004

パンダ焼き

昨日(11/30)は,仕事で更新出来なかったので,今日は二本立て.

「パンダ焼き」なる物が,上野動物園の近くの店で売られている.
その店の名物なのであろう.店先に設置されたスピーカーからは,パンダ焼きをアピールする声を辺りに響かせている.その声によると,どうやらパンダ焼きは「卵がいっぱいで,あんこがいっぱい」らしい.
パンダ焼きよ,それでいいのか?たこ焼きには,たこが入っている.タイ焼きにはタイが入っているし,鉄板焼きには鉄板が入っている.今川焼きにすら,今川が入っているのだ.パンダ焼きにパンダは入れなくていいのか?
とは謂っても,パンダ肉は無理だろう.パンダは諦めよう.しかし,パンダ肉は諦めても,肉が入っていて欲しいところだ.豚でも牛でもいい.パンダ焼きは肉入りがいい.

今日は楽しみにしていた上野動物園に来たクミコちゃん.パンダ焼きの名前に惹かれたクミコちゃんは,お母さんに「買って,買って」おねだりをしてパンダ焼きを買ってもらった.パンダの形をしたかわいらしいパンダ焼き.卵と小麦粉を焼いて作った皮の中には甘い餡子がたっぷりと詰まっていることだろう.かわいいパンダと甘い餡子,それだけでクミコちゃんはニコニコだ.一口食べてみるクミコちゃん.想像に反して,卵と小麦粉の皮の中にはドロリとした液体と肉の塊が….
クミコちゃんは,売り場のお姉さんに聞いた.
「おねえちゃん,これって何のお肉なの?」
「それはね,パン.あっ,じゃなくてね.おいしいお肉でしょ?」
「パンダさんのお肉なの?」
クミコちゃんは,泣きそうだ.
「おいしいでしょ?」
お姉さんはニヤリと不気味な笑みを浮かべた.
「えーん.」
クミコちゃんよ,それは豚の角煮だ.

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