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December 22, 2004

ブルーハワイ

仕事とか,個人的な事情により滞りってました.ネタはあるけど書けませんでした.

「ブルーハワイ」
カキ氷なんかにもブルーハワイはあるが,元々はカクテルの名前だ.この名前って,勢いでつけてしまった雰囲気が感じられる.色が青くてハワイの海とか空っぽい.だからブルーハワイ.かなり安易だ.この名前の付け方って,どうなんだ?

という訳で,ブルーハワイの考察を加える前に一応念のために語源調べてみたら,
ブルーハワイ:エルビス・プレスリー主演の映画「ブルーハワイ」に由来.

ああっ,何てことだ.全然違った.私が勝手に,青さがハワイの海っぽいから,ブルーハワイって名前にしたんだな,なるほど,と思い込んでいただけだった.ブルーハワイの青さを見てハワイみたいだと思ったのは,他でもない自分だった.ハワイに行ったこともないのに.


そんな訳で,ブルーハワイに関する考察を展開しようと思っていましたが,予定を変更して「居酒屋戦隊サケレンジャー」をお送りします.

「やっぱりさあ,俺って居酒屋戦隊サケレンジャーには要らないんじゃないのかなあ.」
イエローインドはブルーハワイに愚痴をこぼした.ブルーハワイは,「また始まったか」と顔を顰める.イエローインドは酒を飲んで酔うと,いつも愚痴をこぼすのだ.
怪人との戦いが終わると,ブルーハワイは決まってイエローインドに飲みに誘われる.そして毎回,聞きたくもないイエローインドの愚痴を聞かされるのだ.本当は付き合いたくないのだが,ブルーハワイは変に人が良いせいで断り切れない.
特に今日の戦いは,敵の四天王「怪人サンバブラジル」との戦いで苦戦を強いられたのだ,帰って早く休みたい.
そんなブルーハワイの気も知らず,イエローインドの愚痴は続く.
「大体,俺って酒と関係ないじゃん.」
「それって,どういうこと?」
ブルーハワイは渋々愚痴に答える.ここで,愚痴に答えてやらないとイエローインドは怒って暴れだすのだ.ただ暴れるだけではない.必殺技を出して暴れるのだ.過去に,イエローインドは,二つの街を消し去った.二つとも上層部が,悪の組織の所為にしてもみ消した.さらに始末の悪いことに,イエローインドは酔いが醒めた時には,自分が破壊した事を全く覚えていない.イエローインドは「悪の組織は怖いなあ」などと他人事のように恐れていた.
「みんなそれぞれ酒に関係した得意技があるだろう?レッドアメリカは,バーボンボンバー.ブラウンチャイナは,紹興蹴り.ブラックドイツはビールかけ.ピンクフランスはドンペリアタック.ホワイトコリアのモッコリマッコリ.お前だってカクテルシャワーだ.それなのに,俺だけカレーチョップ.おかしいだろう?カレーって.バーボン,紹興酒,ビール,ドンペリ,マッコリにカクテル.なんで,そこにカレーが出てくるんだよ?名前だって,居酒屋戦隊サケレンジャーなんだぞ.」
確かに,カレーは酒と関係ない.しかし,「確かに関係ないね」などと答えたら,イエローインドは怒り出すだろう.それでは何と答えればよいのか,ブルーハワイは頭を抱えた.間違えた答えで怒らせたくない.街一つが懸かっているのだ.カレーチョップ,名前の割りに威力は凄い.悩んだ末,ブルーハワイは話を逸らして誤魔化すことにした.
「そうそう,ピンクのドンペリアタックは凄いらしいぞ.必殺技を場所によっては10万円は下らないみたいだ.しかも,その代金の請求書は怪人の自宅に届くんだってさ.」
「誤魔化さないで答えてくれよ.」
誤魔化しきれないようだ.「カレーなんかいらない」とは,思っていても口が裂けても言えない.街が一つなくなる.
「いや,とにかくイエローインドみたいなキャラクターは必要なんだよ.」
「どんなところが?」
「やっぱり,いつでも場を和ませるために笑いって必要だろ?」
イエローインドは駄洒落をよく言うのだが,物凄くつまらない.しかし,乗り切るには駄洒落を褒めるしかなさそうだと,ブルーハワイはイエローインドの面白さを褒めることにした.街一つの為だ,嘘を付いても許されるだろう.
「その担当が俺だと….」
「そうそう.そういうことだよ.」
「嘘付くなよ.昨日俺がいない時,皆がイエローインドの駄洒落はつまらないって言ってたの聞いたんだぞ.お前も含めて言ってたじゃん.ホワイトコリアがモッコリマッコリを出したときの方が面白いって.」
確かにホワイトコリアの技「モッコリマッコリ」は見ているだけで面白い.この前,怪人も笑い転げていた.しかし,ホワイトコリアは技だけでなく,話も面白い.イエローインドとは大違いだ.それにしても,イエローインドがその話を聞いていたとは….つまらないところで,無駄に地獄耳だ.「ごめん,街の人.みんな死ぬかも.」とブルーハワイは心の中で謝った.
「えっ….まあ,気にするなよ.とにかく必要なんだよ.」
「やっぱり,いらない隊員だよな.俺って.」
不穏な空気が二人を包む.イエローインドのベルトの風車が回り始めて,右手が輝き始めた.出るぞ,カレーチョップが.ブルーハワイは,とにかく喋ることにした.
「あっ,思いついた.じゃなくて,思い出した.そうだそうだ,7人で一週間持ち回りで基地に宿直になるだろ.」
「うん,それで.」
「一人欠けると,誰かが一週間に二回やらなきゃいけないじゃん.」
「それだけか?俺の存在意義って.」
「いや,違う違う.今のは間違いだ.えーと,アレだアレ.正義の味方がさあ,酒で一週間ずっと宿直を乗り切るのは駄目だろう?だから,お前は休肝日だ.」
「休肝日かあー.」
イエローインドは泣きそうな複雑な表情で,俯いてチョップを収めた.ベルトの風車はカラカラと,力なく音を立てていた.

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Comments

なんだか・・・
イエローインドのキャラが
自分とダブルのは気のせいかしら・・・?

個人的には
カレー、ついでにナンも好物です。
うんと辛ければなお結構!
カレー食べたくなってきちゃった!

Posted by: クレオ | December 23, 2004 at 01:46 PM

私もカレーは好きです.でも,怒って街を破壊するのはいけないと思います,クレオさん.

Posted by: JC若鶏 | December 24, 2004 at 05:39 PM

ちなみに、敵の怪人はどんな人なのでしょう?

Posted by: ちろりん | December 24, 2004 at 10:04 PM

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