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May 11, 2005

暴れん坊

現在,将軍の職に付いている人というのは,本当にいないのだろうか.徳川慶喜が最後の将軍であり,それ以降将軍はいないと学校で習ったような気がするが,果たして本当なのか.実はこっそり征夷大将軍に任命された人がいて,知らないところで幕府を開いていて,権力を振るったりしているのじゃないだろうか.

銀行に強盗が人質を取って立て篭もる.包囲した警官にも緊張が走る.そんなとき,銀行を囲んだ野次馬の中から着流しの品のいい老人が歩み出てきた.警官の制止を振り切り,印籠片手に銀行に乗り込む老人.老人が持つ印籠を見てひれ伏す強盗.事件は無事に解決.こんな所に将軍様がいた.

切符を買う列に割り込むおばちゃん.「おい,おばちゃん.割り込んじゃない.」と注意をしたら,ポーチから印籠をちらり.ああ,将軍様だったのか.これは泣き寝入るしかない.

社員食堂で同僚がおもむろにポケットから印籠を取り出した.唐揚げ定食の唐揚げが一つ多く皿に盛られた.さすが将軍だ.

夏の日差しが降り注ぐ海岸.マッチョな男のビキニの水着から印籠がちらり,海水浴客は「ははー」とひれ伏す.印籠じゃない物がちらりとしたんじゃないのか,という疑問はこの際無視だ.

飛騨の山奥に地図にも載っていない村がある.慶喜を最後にいなくなったと思われていた将軍達がひっそりと暮らしているという.

でも,みんな将軍で人生という幕府を開いているんだよね.と思いつきで適当なことを書いてお茶を濁しつつ終わりにする.

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